ヴォクシーの走行性能について、試乗して分かったことやブログの評価に書かれている不満点をまとめてみました。
試乗したヴォクシーは現行モデルの3代目ヴォクシー(80系)です。「走行性能」や「0-100km/hの加速タイム」など、詳しく解説していきます。
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ヴォクシーの走行性能について
ヴォクシーの走行性能を評価する上で、まずは「エンジンのスペック」についてまとめてみました。
ヴォクシーに搭載されているエンジンは、先代の2代目ヴォクシーが2010年にマイナーチェンジされてから使い続けられている古いエンジンなので、性能に関して言えばイマイチですね。
エンジンのスペック
ヴォクシーに搭載されているエンジンは下記のとおりです。
ヴォクシーのエンジン性能
エンジン | 最高出力 | 最大トルク | |
ガソリン車 | 1986㏄直列4気筒DOHC | 112kW(152PS)/6,100rpm | 193N・m(19.7kgf・m)/3,800rpm |
ハイブリッド車 | 1.8L 2ZR-FXE | 73kW(99PS)/5,200rpm | 142N・m(14.5kgf・m)/4,000rpm |
ヴォクシーに搭載されているエンジンの性能は、ごく普通のスペックです。
トヨタ製でお馴染みのバルブマチックエンジンで、ハリアーのガソリン車(2.0L)などにも搭載されています。
先代の70系ヴォクシーも同じ「2.0L 3ZR-FAE型」のエンジンが搭載されていますが、馬力は116km(158PS)/トルクは196Nm(20.0kgm)なので、現行80系ヴォクシーのエンジンよりも馬力とトルクは若干ですが下がっています。これは燃費を考えて下げられているそうです。
ヴォクシーの燃費の詳細はこちら
でも、加速性能が犠牲にならないように、現行80系ヴォクシーは馬力のピークが6,200rpm⇒6,100rpmに、トルクのピークが4,400rpm⇒3,800rpmに下げられているので、実用域でのパワーダウンは感じにくく作られています。
ちなみに、ライバル車のステップワゴンと比較しても、ほぼスペックは近い値になります。
※ステップワゴンはダウンサイジングターボのため少し条件が違います
ステップワゴンのエンジン性能
ガソリン車 | ハイブリッド仕様 | |
エンジン型式 | L15B型 | LFA型 |
最高出力 | 150PS/5,500rpm | エンジン:145PS/6,200rpm モーター:184PS |
最大トルク | 20.7kg・m/1,600~5,000rpm | エンジン:17.8kg・m/4,000rpm モーター:32.1kg・m |
種類 | 水冷直列4気筒 1.5Lターボ |
水冷直列4気筒DOHC 16バルブ+モーター |
排気量 | 1,496cc | 1,993cc |
また、ヴォクシーのハイブリッド車に搭載されているエンジンは、モーターによるスムーズな加速性能と、「アトキンソンサイクル」や「クールドEGR(排出ガス再循環システム)」、「電動ウォーターポンプ」などの採用により低燃費を実現します。
ヴォクシーのガソリン車に搭載されているエンジンは、吸気バルブリフトを連続的に変化させるバルブマチック付。
さらに吸・排気バルブタイミングを最適制御するDual VVT-iを採用、圧縮比の高圧化などにより、低速から高速まで、すべての運転領域でパワフルかつゆとりに満ちた走りを実現するとともに、低燃費、低排出ガスなど、優れた環境性能も獲得しています。
そして、ヴォクシーのガソリン車はCVT車ですが、シフトを「M」ポジションに入れることで、マニュアル感覚の素早いシフトチェンジが可能になります。
ヴォクシーの伸びやかな加速フィーリングは、磨きをかけたSuper CVT-iによるワイドな変速比幅のおかげ。高速走行時の燃費・静粛性・発進加速の向上にも貢献しています。
ヴォクシーのハイブリッド車とガソリン車のどちらを選べば良いか迷っているなら、下記の記事で比較検討しているので合わせてお読みください。
ヴォクシーのハイブリッド車とガソリン車の比較はこちら
ヴォクシーの0-100km/hは11秒
ヴォクシーの0-100km/hの加速タイムは約11秒!
エコモードOFFでDレンジのままアクセルベタ踏みなので、エンジン回転数もMAXまでブン回るため、エンジン音が凄くウルサイです(汗)
ヴォクシーの加速性能は実用レベルですが、高速道路での追い越し時や合流時などでの加速が必要な時に、若干パワー不足を感じます。
ヴォクシーの0-100km/hのタイムを実感したい方は、下記の動画が参考になります。
ヴォクシーを試乗して分かったこと
実際にヴォクシーを「市街地」や「高速道路」「ワインディング峠」などで試乗してみて分かった走行性能についてまとめてみました。
試乗したヴォクシーは「特別仕様車 ZS”煌(きらめき)Ⅱ”(7人乗り・2WD)」です。
一般道での走行性能は特に不満なし
ヴォクシーを一般道で街乗り感覚で試乗してみましたが、走行性能は特に不満を感じませんでした。
アクセルペダルを30%ほど踏み込めばエンジン回転数が2,000rpmを維持し、スルスルっと加速していきます。エコモードONの状態でも非力に感じることはありません。
エンジン音も非常に静かなので、車内で子供や奥さんと会話しても聴き取りやすいですね。
若干気になったのが、上り坂などでさらにトルクが求められる場面。エコモードの影響だと思いますが、アクセルのレスポンスが悪くて、踏み込んでもトルクが抜けていく感じがしました。
なので、上り坂や加速が必要なシーンでは、エコモードをOFFにした方が、よりスムーズに速度復帰ができますね。
また、減速時のブレーキタッチはスムーズで、変な引っ掛かりやブレーキパッドが強くカックンとなるようなブレーキはありません。
ブレーキの効き具合は自在にコントロールできるので、停車するまで同乗者を不快にさせないブレーキングが可能です。
ヴォクシーの一般道での走行性能をまとめると、上り坂では車重が重くて力不足感を感じますが、街乗りでは特に不満を感じませんでした。
高速道路での走行性能は力不足感あり
ヴォクシーを高速道路で試乗してみると、110km/h以上で頻繁に追い越す場面や上り勾配が続く場面で力不足を感じました。
新東名高速道路での120km/h区間や上り勾配が多い中央道の山梨区間は走り難いかもしれません。
とはいえ、エコモードをOFFにして走れば、アクセルのレスパンスが上がって、踏めば踏んだだけ加速が付いてくるので、ストレス無く走れますね。
でも、少燃費走行を意識して走るなら、エコモードをONにして90~100km/hで走った方が良いですね。
合流車線で加速して本線に入る場面でも、アクセルペダルを軽く踏み込めばエンジン回転数も2,000回転程度まで回せば十分加速していきます。
前車を追い越す場面でも3,000回転ほど回せば加速状態を維持でき、その気になれば110km/h~120km/hまでキープもできますよ。
また、車線変更の時は100km/h程度の速度ならステアリングにタイヤの接地感が十分伝わってくるので、安心してレーンチェンジすることができます。
直進安定性は問題ありませんが、ヴォクシーはミニバン特有の風の抵抗を受けやすいですね。
現行80系ヴォクシーは低床化されて重心も低くなっていますが、年中強い風が吹いているアクアラインを走ると不安が出てきます(汗)
ヴォクシーの高速道路での走行性能をまとめると、高速域での追い越しや上り勾配では力不足を感じて走り難くく、風の抵抗も受けやすい。でも、90~100km/hでの走行には問題ありませんでした。
コーナリング性能は安定感があって走りやすい
ヴォクシーのコーナリング性能は安定感があって走りやすいですね~。
現行80系ヴォクシーは低床化されたおかげで低重心になっているので、コーナリングは非常に安定しています。
高速道路のJCTのようなループ状のカーブでも、姿勢が安定するので安心して走行することができます。
また、ワインディングのある峠でも、ステアリングを切れば切るだけ曲がってくれるので、一般的な車の流れに乗って安定して走れます。
流石に速度が上がってくると、車体の重いミニバンなのでブレーキがきつくなり、コーナでのアンダーステアも顕著に出てきます。
オーバースピードになりそうになったら、エンジンブレーキを効かせながらゆっくりステアリングを切って曲がっていけば、ワインディングロードも安心して走れます。
逆にワインディングの上りはパワー不足を感じるので、エコモードをOFFにすればOKです。
ヴォクシーのコーナリング性能をまとめると、ミニバン特有の曲がり難さはあるものの、ステアリングを切れば切るだけ曲がってくれるので、安心して走れました。
ヴォクシー検討中の方へ
まとめ
- ヴォクシーのエンジンは古い型だけど走行性能はライバル車と同じくらい
- ヴォクシーの0-100km/hは11秒
- 一般道での街乗りは不満を感じない
- 高速域での追い越しや勾配がキツイ場所ではパワー不足を感じる
- ワインディング峠でのコーナリング性能は安定感があって走りやすい
ヴォクシーの走行性能は、可もなく不可もなくトヨタ車らしいです。
勾配がキツイ場面ではパワー不足を感じますが、一般道での街乗りは難なくこなせます。
また、ネットの情報ではヴォクシーは乗り心地が悪いという口コミもありましたが、改善する方法もあるので下記の記事も合わせてお読みください。
ヴォクシーの乗り心地の詳細はこちら
降雪地位にお住まいの方でヴォクシーの購入を検討しているなら、下記の記事も合わせてお読みください。
ヴォクシーの雪道走行の性能評価について
ヴォクシーをついに購入!しかも人より68万円以上も安く買えた理由がスゴイ
僕は今まで10年落ちのヴィッツに乗っていました。
もうだいぶ古くなってきてたので、前から欲しかった「ヴォクシー」に乗り換えようと、まずはディーラーに行ってみることに。
たくさん見積もりをとって、交渉もがんばった結果、、、
「20万円値引きします」とのことでした。
…むむむ。
「やっぱりこんなもんか… これくらいが限界だよな」
そんなふうに思ったときでした。
「いま決めてもらえるなら、ヴィッツを5万円で買い取りますよ」
ディーラー営業マンがそんなことを言ってくれたのです。
…!? まじ?
10年落ちで正直ボロボロだったので、値段なんてつかないだろうと思っていたヴィッツです。
うれしいような、かなしいような…。
なんですけど。
「5万円でも値段がついただけマシかぁ 」と思いました。
ヴォクシーの値引き20万円とヴィッツの下取り5万円で、25万円の値引き。
「 まぁそんなに悪くはないかな 」
そんなことを思いながらも、結局その日は決めることが出来ず...。
とりあえず一旦家に帰って考えることにしたのです。
...僕の判断は正解でした。
商談中はその場の空気に流されそうになりましたが、ちょっと冷静に考えてみました。
「 いや待て。新車買うんだし、、もっと値引き出来ないのか? 」
そう思い、色々調べていると、、、
僕は、ある事実を知ってしまったのです。
それは...
ディーラーの交渉テクニックにまんまと騙されていた!ということです。
危うく、ディーラー営業マンに騙されるところでした・・・!!
どうゆうことか説明しましょう・・・。
実は、そもそも僕のヴィッツの価値は「5万円」なんかじゃなかったんです。
自分の愛車の相場を知らない僕たち一般人に、ディーラーは少なくとも10万円くらいは下取りを安く見積もっているらしいのですよ。
これはディーラーがよく使う手で、「値引き充当」というようです。
「値引きを高くするかわりに、下取りを安くする」というディーラーのテクニックです。
あやうく、のせられるところでしたよ…
せっかく値引き交渉が上手くいったと思っても、、、
「下取り」で損してたら何の意味もない
ですからね…
「じゃあ、僕のヴィッツは本当はいくらで買い取ってもらえるんだろ!?」
当然そう思います。
期待に胸をふくらませながら、さらに調べてみると…
とんでもない事実が発覚…。
それは、ある無料のサービスを使うことで、、、
僕のヴィッツにビックリするくらいの値段がついた!ということでした。
そのサービスがこれです。
↓このような感じです!
愛車の相場や最高の買取価格がすぐに分かるようになってます!
しかも全国対応で、同じ車でも買取業者によって大きく査定金額が異なる場合があるので、自分で思っている以上に高値がつくことが多いようです。ガリバーをはじめ、大手の買取専門業者が自分の車の買取価格を競ってくれます。
そして、どんどん価格が釣り上がっていった結果・・・
なんと…
僕のおんぼろヴィッツが58万円で売れることがわかったんです!!
さすがにこれには僕もびっくりしました…^^;
ディーラー下取りで5万円と言われた僕の車が、無料査定を使っただけで58万円になったわけですからね…。
ちなみにヴォクシー自体の値引き20万円も含めると、20万円+58万円で、、、
おそろしいことになります。
ほんと、もしこのサービスを利用していなかったらと思うとゾッとしますよね…。
事前に無料査定をして、準備をしておくことが重要!
車を乗り換える前に、事前に愛車の本当の買取額を知ることが大切だと痛感しました。
知らないということが一番こわいのです。
あの日、ディーラーでくそ真面目に交渉し、その場で決めてしまっていたら、、、58万円をドブに捨てるようなものでしたから。
僕が使ったこの無料査定サービスは、1分くらいですぐに相場価格が知れるし、すごく使いやすかったです。
車の値引きで失敗したくない人や、愛車の最大の買取価格を知りたい人なら、使わない手はないです。
もちろんですけど、もし査定額に納得できなかったら無理に売らなくて大丈夫ですし。
無料なので、一度試してみるといいですよ!