新型デリカD:5【燃費調査】ディーゼルの燃費が改善された秘密とは

2019年4月10日

新型デリカD:5

新型デリカD:5はクリーンディーゼルターボエンジン8速スポーツモードA/Tが搭載され、ディーゼルの燃費が良くなったと言われています。
 
新型デリカD:5のJC08モード燃費は『13.6km/L』なので、先代モデルに比べると『0.6km/L』だけ燃費が良くなりました。
 
たったの0.6km/Lと思うかもしれませんが、新型デリカD:5は動力性能と併せて『燃費効率』も向上しています。
 

  • 新型デリカD:5のディーゼルの燃費が改善された秘密は何?
  • 先代モデルと比べてエンジン性能はどう変わったの?

 
そんな疑問を解決するため、本記事では新型デリカD:5の燃費について調査した結果をまとめてみました。

新型デリカD:5検討中の方へ

お願いです。新型デリカD:5を高く買わないでください。
 
新型デリカD:5は値引き交渉よりも、○○するだけで安く買えるのに…。
 
多くの人がをしている、その“盲点”とは?
 
あなたが見たことも聞いたこともない方法が、ここにあります。
 

新型デリカD:5のディーゼルの燃費が改善された3つの秘密

新型デリカD:5の燃費

新型デリカD:5のディーゼルの燃費が改善された秘密は3つあります。
 

  1. 新型インジェクターが採用され燃費圧が低下しなくなった
  2. 尿素SCR塩ステムが採用されたことで低燃費と高出力が両立された
  3. クリーンディーゼルターボエンジンに8速スポーツモードA/Tが搭載された

 
新型デリカD:5は、デリカのDNAと言っても過言ではない『クリーンディーゼルターボエンジン』に、8速スポーツモードA/Tを搭載したことで『動力性能』と『燃費効率』が改善されました。
 
さらに燃料噴射装置に新型インジェクターが採用され、オートストップ中でも燃料がリークせず、燃料圧が低下しなくなりました。
 
そして尿素SCR塩ステムが採用されたことで『低燃費』と『高出力』が両立!
 
新型デリカD:5は平成27年度燃費基準+20%を達成しつつ、MAXトルク380N・m/2000rpmのビッグトルク!
 
車体が大きくて重い新型デリカD:5でも、低燃費と高出力を両立したクリーンディーゼルエンジンによって、よりスムーズなドライビングを実現してくれます。
 

新型インジェクターが採用され燃費圧が低下しなくなった

新型デリカD:5のエンジン

新型デリカD:5は燃料噴射装置に新型インジェクターが採用されています。
 
インジェクターとはコンピューターにより制御される『電子式燃料噴射装置』です。
 
精密な燃料供給で燃焼効率の改善を実現し、燃費性能と環境性能の向上に大きく貢献してくれます。
 
新型デリカD:5に搭載された新型インジェクターは、オートストップ中でも燃料がリークせず、燃料圧が低下しなくなりました。
 
これにより、再始動時に燃料圧を高める必要がなく、エンジンの始動時間を短縮できます。
 
再始動時のエンジンの立ち上がりが素早くなったことで、よりスムーズなドライビングを実現しています。

尿素SCR塩ステムが採用されたことで低燃費と高出力が両立された

尿素SCR塩ステム

新型デリカD:5では、排気ガスを常時安定して高効率で浄化できる『尿素SCRシステム』が新たに採用されています。
 
尿素SCRシステムとは、尿素水溶液である「AdBlue」を使って、ディーゼルエンジンが排出する窒素酸化物(NOx)を浄化するシステムです。
 
有害物質である窒素酸化物(NOx)をAdBlueから生成されたアンモニア(NH3)と化学反応させることで、窒素酸化物(NOx)を大気に無害な窒素と水に分解し排出。
 
これにより『低燃費』と『高出力』を両立し、クリーンな排出ガスを実現します。
 
ちなみに尿素SCRシステムは、欧州ではスタンダードなシステムです。
 
排出ガスに対して尿素水溶液「AdBlue」が散布されるため、走った距離に応じて補充が必要となります。
 
1LのAdBlueで走れる距離はおよそ1,000km前後です。
 
また、新型デリカD:5は世界標準の『WLTC排出ガス規制』にも対応できているので、世界レベルのクリーンディーゼルエンジンと言っても過言ではありません。
 

クリーンディーゼルターボエンジンに8速スポーツモードA/Tが搭載された

8速スポーツモードA/T

新型デリカD:5が搭載するクリーンディーゼルターボエンジンの魅力である、わずか2000回転で発揮される最大トルク(380N・m)。
 
この気持ち良いほどの力強さをあらゆる走行シーンで高効率に活かすために、新型デリカD:5は『8速スポーツモード A/T』が新たに採用されています。
 
8速スポーツモードA/Tは、『広い変速比幅』かつ『クロスレシオ化されたギヤ比』が特徴的です。
 
先代モデルの6速A/Tに対して、『1速で約8%ローギヤード化』、『トップギヤで約18%ハイギヤード化』を実現。
 
トータルでは『約27%のワイドレシオ化』を達成しています。
 
さらに、ドライバーの思い通りの走りが、よりスムーズにできる緻密な変速制御を搭載。
 
これにより、つねに最適な回転域をキープできるので、発進はもちろん、登坂や追い越しまで、より力強く、よりスムーズな走りができます。
 
また、オートストップ&ゴー(AS&G)にも対応し、低燃費へも貢献しています。
 
【新型デリカD:5と先代モデルの変速比】

モデル
新型デリカD:5 先代モデル
W8AWA W6AJA
変速比
第1速 5.25 4.199
第2速 3.028 2.405
第3速 1.95 1.583
第4速 1.456 1.161
第5速 1.22 0.855
第6速 1 0.685
第7速 0.808
第8速 0.673
後退 4.014 3.457
最終減速比 3.075 3.571
変速比幅 7.8 6.13

 

新型デリカD:5の燃費について

燃費

新型デリカD:5の燃費は下記のとおりです。
 

JC08モード 13.6km/L
WLTCモード(平均) 12.6km/L
WLTCモード(市街地) 9.9km/L
WLTCモード(郊外) 12.7km/L
WLTCモード(高速道路) 14.2km/L

 
▼参考:三菱デリカD:5の燃費(前モデル)

  • 2.2Lディーゼル(4WD):13.0km/L
  • 2Lガソリン(4WD):10.6km/L

新型デリカD:5のエンジン性能は?

デリカD:5のエンジン

新型デリカD:5は、2.2Lコモンレール式DI-Dクリーンディーゼルターボエンジンが搭載されています。

2.2Lコモンレール式DI-Dクリーンディーゼルターボエンジンは先代モデルにも搭載されていましたが、新型デリカD:5では『圧倒的な走破性能』を継承しつつ、『走りの質感』がさらに向上されました。
 
新型デリカD:5のエンジンは、4N14型エンジンの基本設計を踏襲しながらも、『フリクションの大幅低減』、『燃焼室の変更』、『次世代燃料インジェクターの搭載』など、主要機構を改良。
 
エンジンを構成する部品の約5割を新規部品に変更し、主運動系の重量は約17%の軽量化を達成!
 
これらにより、最大トルクを380N・mへ高め、力強さとレスポンスを向上するとともに、滑らかで上質なディーゼルエンジンが実現されています。
 
加えて、排出ガスをクリーンに浄化する『尿素SCRシステム』を三菱自動車として初採用。
 
新世代のディーゼルエンジンとして優れた環境性能を確保しています。
 
【エンジン概要】

型式 4N14
(コモンレール式 インタークーラーターボチャージャー付)
弁機構・気筒数 DOHC 16バルブ・4気筒
内径×行程(mm) 86.0x97.6
総排気量 (L) 2.267
圧縮比 14.4
最高出力[ネット](kW[PS]/rpm) 107[145]/3500
最大トルク[ネット](N・m[kgf・m]/rpm) 380[38.7]/2000
燃料供給装置 コモンレール式燃料噴射装置
使用燃料 軽油(ディーゼル)
タンク容量 (L) 64

 

コモンレール式燃料噴射は引き続き搭載されている

コモンレール式燃料噴射の性能図

新型デリカD:5には、先代モデルに引き続き『コモンレール式燃料噴射』が搭載されています。
 
コモンレール式燃料噴射とは、燃料の噴射圧力や噴射時期などをきめ細かくコントロールし、理想的な燃焼によってクリーンディーゼルを実現するテクノロジーです。
 
不完全燃焼によるPMの発生を低減するとともに、複数回の緻密な噴射コントロールにより急激な燃焼を抑え、NOxや騒音の発生を低減、高出力化も実現します。

ダミーヘッドホーニングが採用されフリクション低減を実現

フリクションが低減の説明図

新型デリカD:5では、シリンダーブロックを加工する際に『ダミーヘッドホーニング』が採用されています。
 
ダミーヘッドホーニングを採用することで、シリンダーヘッド締結時の筒内変形を大幅に改善することに成功。
 
これに合わせてピストン、コンロッド、クランクシャフトの形状を最適化し、従来比でピストンリングの張力を25%軽減するとともに、ピストンスカート摺動面積を36%低減!
 
大幅なフリクション低減を実現し、トルク向上と低燃費化に貢献しています。

アクセル操作に忠実なレスポンスが実現されている

アクセル操作に忠実なレスポンスの説明図

新型デリカD:5は、『エンジンのフリクション低減』『8速スポーツモード A/Tの採用』などにより、エンジン回転数のスムーズな上昇が可能になりました。
 
これによりアクセルレスポンスが一段と向上!
 
さらに『ショック対策制御』および『トルクマップ制御』も最適化され、ドライバーが要求するトルクまでの到達時間も短縮されています。
 
先代モデルを比べ、新型デリカD:5は同一アクセル開度でもトルクフルで継続的な加速を実現します。

AWC(All Wheel Control)が進化して走行性も安定

AWC(All Wheel Control)の説明図

新型デリカD:5は、三菱AWC(All Wheel Control)思想に基づく『4WDシステム』を踏襲するとともに、ヨーレートフィードバック制御を新たに追加されています。
 
ヨーレートフィードバック制御が追加されたことで、AWC(All Wheel Control)が進化して走行性も安定しました。
 

  • 駆動モードに応じたトラクション性能が向上した
  • ハンドル操作に忠実な車両挙動をするようになった
  • 雪道における力強いトラクション性能を感じるようになった

 

駆動モードに応じたトラクション性能が向上

従来型同様、電子制御カップリングの制御は3種類の駆動モード(2WD/4WDオート/4WDロック)が選択可能。
 
舗装路、ダート、雪道など様々な路面状況、走行状況に応じて最適なAWC性能を発揮します。
 

駆動モード 制御概要 効果
2WD 前輪のみ駆動 低燃費と軽快な走りを実現
4WDオート エンジントルクおよび
前後輪の速度差に応じて
後輪への駆動配分を設定
通常使用するモード。
様々な状況で適切な
4WD性能を実現
4WDロック AUTOモードより高めに
後輪への駆動配分設定
悪路走行やスタック脱出性
に優れ、通常路面でも低速
から高速まで4WDらしい
力強い走行を実現

 

ハンドル操作に忠実な車両挙動

新型デリカD:5はヨーレートフィードバック制御を新たに追加されたことで、ヨーレートセンサーから車両の旋回運動を的確に判断し、電子制御カップリングを制御します。
 
雪道で加速しながら旋回した場合は、2WDモードに対して、4WDオート、4WDロックともアンダーステアを抑制。
 
これによりドライバーのハンドル操作に忠実な車両挙動を実現しています。
 
ヨーレートフィードバック制御とは、ハンドル操作(ハンドル角センサー)とエンジントルク、ヨーレートセンサーからの情報をもとに車両の走行状況を的確に判断しながら、後輪へ最適な駆動力を伝えるものです。
 
ドライバーのハンドル操作に対して、より緻密でレスポンスの高い4WD制御を行うことで、リニアリティの高い走行安定性を実現します。
 

雪道における力強いトラクション性能

新型デリカD:5では、走行が困難となる対角離地する状況での発進・走破性を高める制御の作動範囲が4WDオートにも拡張されています。
 
これは先代モデルでは4WDロック時のみにしか作動しなかった機能です。
 
新型デリカD:5では4WDオートでも作動するようになり、雪道などの悪路走破性がさらに高まりました。
 

新型デリカD:5検討中の方へ


新型デリカD:5の【最新】値引き情報安く買う方法は、下記の記事にまとめてあります。検討中の方は参考にどうぞ!
 
三菱 新型デリカD:5値引きどれくらい?2020年限界相場を調査

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【まとめ】新型デリカD:5はディーゼルの割に燃費が良くて地球にやさしい!

新型デリカD:5

新型デリカD:5の燃費は、他社のミニバン(ハイブリッドモデル)と比べると悪いです。
 
そもそも新型デリカD:5の燃料はディーゼルで、他社のミニバンはガソリンですからね。
 
ガソリンよりもディーゼルの方が安いので、燃料代(ランニングコスト)の節約ができます。
 
また新型デリカD:5はディーゼルの割に燃費が良く、クリーンディーゼルエンジンだから地球にもやさしい!
 
そしてディーゼルエンジンは力強いトルクで、発進時などにスムーズな運転が気持ち良いですね~。
 
新型デリカD:5は納期が遅れているという情報もあるので、増税前の駆け込み需要には注意しましょう。
 
少しでも安く新型デリカD:5に乗換えたいなら、下記で紹介している値引き方法を使って、三菱自動車のディーラーさんに交渉してみてください。
 
きっと新型デリカD:5を予想以上に値引きすることができるはずです。

新型デリカD:5をついに購入!しかも人より68万円以上も安く買えた理由がスゴイ

僕は今まで10年落ちのヴィッツに乗っていました。

もうだいぶ古くなってきてたので、前から欲しかった「新型デリカD:5」に乗り換えようと、まずはディーラーに行ってみることに。

たくさん見積もりをとって、交渉もがんばった結果、、、

20万円値引きします」とのことでした。

…むむむ。

「やっぱりこんなもんか… これくらいが限界だよな」

そんなふうに思ったときでした。

いま決めてもらえるなら、ヴィッツを5万円で買い取りますよ

ディーラー営業マンがそんなことを言ってくれたのです。

…!? まじ?

10年落ちで正直ボロボロだったので、値段なんてつかないだろうと思っていたヴィッツです。

うれしいような、かなしいような…。
なんですけど。

5万円でも値段がついただけマシかぁ 」と思いました。

新型デリカD:5の値引き20万円とヴィッツの下取り5万円で、25万円の値引き。

「 まぁそんなに悪くはないかな 」

そんなことを思いながらも、結局その日は決めることが出来ず...。

とりあえず一旦家に帰って考えることにしたのです。

...僕の判断は正解でした。

商談中はその場の空気に流されそうになりましたが、ちょっと冷静に考えてみました。

「 いや待て。新車買うんだし、、もっと値引き出来ないのか? 」

そう思い、色々調べていると、、、

僕は、ある事実を知ってしまったのです。

それは...

ディーラーの交渉テクニックにまんまと騙されていた!ということです。

危うく、ディーラー営業マンに騙されるところでした・・・!!

どうゆうことか説明しましょう・・・。

実は、そもそも僕のヴィッツの価値は「5万円」なんかじゃなかったんです。

自分の愛車の相場を知らない僕たち一般人に、ディーラーは少なくとも10万円くらいは下取りを安く見積もっているらしいのですよ。

これはディーラーがよく使う手で、「値引き充当」というようです。

値引きを高くするかわりに、下取りを安くする」というディーラーのテクニックです。

あやうく、のせられるところでしたよ…

せっかく値引き交渉が上手くいったと思っても、、、

「下取り」で損してたら何の意味もない

ですからね…

じゃあ、僕のヴィッツは本当はいくらで買い取ってもらえるんだろ!?

当然そう思います。

期待に胸をふくらませながら、さらに調べてみると… 

とんでもない事実が発覚…。

それは、ある無料のサービスを使うことで、、、

僕のヴィッツにビックリするくらいの値段がついた!ということでした。

そのサービスがこれです。
 

↓このような感じです!

愛車の相場最高の買取価格がすぐに分かるようになってます!
 

しかも全国対応で、同じ車でも買取業者によって大きく査定金額が異なる場合があるので、自分で思っている以上に高値がつくことが多いようです。

ガリバーをはじめ、大手の買取専門業者が自分の車の買取価格を競ってくれます。

そして、どんどん価格が釣り上がっていった結果・・・

なんと…

僕のおんぼろヴィッツが58万円で売れることがわかったんです!!

さすがにこれには僕もびっくりしました…^^;

ディーラー下取りで5万円と言われた僕の車が、無料査定を使っただけで58万円になったわけですからね…。

ちなみに新型デリカD:5自体の値引き20万円も含めると、20万円58万円で、、、

おそろしいことになります。

ほんと、もしこのサービスを利用していなかったらと思うとゾッとしますよね…。

事前に無料査定をして、準備をしておくことが重要!

車を乗り換える前に、事前に愛車の本当の買取額を知ることが大切だと痛感しました。

知らないということが一番こわいのです。

あの日、ディーラーでくそ真面目に交渉し、その場で決めてしまっていたら、、、58万円をドブに捨てるようなものでしたから。

僕が使ったこの無料査定サービスは、1分くらいですぐに相場価格が知れるし、すごく使いやすかったです。

車の値引きで失敗したくない人や、愛車の最大の買取価格を知りたい人なら、使わない手はないです。

もちろんですけど、もし査定額に納得できなかったら無理に売らなくて大丈夫ですし。

無料なので、一度試してみるといいですよ!
 

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