ヴォクシーの荷室サイズ【積載量は281L】広い床下収納も魅力的

ヴォクシーの荷室サイズは広くて使い勝手が良いのが魅力的。
 
地面からヴォクシーの荷室床面までの高さは55cmと高すぎず、荷物の積み下ろしもしやすいです。
 
2列目のロングスライド機能を活かせば、荷室の積載量は281L！
 
さらに床下収納は大容量のスペースが確保されています。
 
本記事では、現行80系ヴォクシー(新型ヴォクシー)の荷室・ラゲッジスペースのサイズを徹底調査した結果をまとめてみました。
 

ヴォクシーの荷室サイズはシートアレンジで異なる

当たり前ではありますが、ヴォクシーの荷室サイズはシートアレンジによって異なります。
 
シートアレンジによる荷室サイズの違いは、下記の表にまとめてみました。
 

 
3列目シートと2列目シートを格納すると、荷室奥行きが約1710㎜にもなります。
 
3列目シート使用時でも荷室奥行きは約429mmで、さらに床下収納まで付いています。
 
これだけの荷室サイズを確保できれば、ヴォクシーは荷物が多くなりがちな子育て世代には最適な1台と言えるでしょう。
 
次の項目では、各シートアレンジでどのくらいの荷室サイズが確保できるのか写真付きで解説していきます。

3列目シート使用時の荷室サイズについて

3列目シート使用時の荷室サイズは、奥行きが約429mmしかないため狭く感じます。
 
また、新型ヴォクシーは3列目シートにスライド機能が装備されていないため、奥行きを変更できません。
 
でも3列目シートは脚が細くなっているので、長尺物を間に積めるように工夫されています。
 

 
そして床下収納も装備されているので、スーパーの買い物など日常使用なら収納力に困るってことはないですね。

3列目シート格納時の荷室サイズについて

3列目シート格納時のヴォクシーの荷室サイズは、ロングスライドできる2列目シートの位置によって大きく異なります。
 
2列目シートを運転席側まで寄せれば、荷室サイズの奥行きは最大1,180mmまで確保できます。
 
『荷室幅』や『荷室高』のサイズは3列目シート使用時と変わりませんが、荷室サイズの奥行きは格段に広くなりますね。
 
ディーラーの営業マンに話を聞くと、ヴォクシーの3列目シートを倒したまま使用する方も多くいらっしゃるようでした。
 
特にヴォクシーにゴルフバッグを乗せる方や、キャンプやアウトドアなどの荷物が多くなるシーンでも十分に満足できる収納力があるそうです。
 
さらにヴォクシーは2列目シートを左右独立でスライドできるので、どちらか一方だけ荷室サイズを大きくすることも可能。
 
乗務人数や積載する荷物の大きさによって、2列目シートを細かく調整して荷室サイズを変更できるのは、ヴォクシーのメリットの1つと言っても良いでしょう。

3列目シートと2列目シート格納時の荷室サイズについて

ヴォクシーの3列目シートと2列目シートを格納すれば、さらに広い荷室サイズを作り出すことができます。
 
もちろん、2列目シートを運転席側までスライドするため後席には乗車できませんが、荷室サイズの奥行きは最大1,710mmも確保することができます。
 
これだけ荷室サイズに奥行きを確保できるなら、ヴォクシーで車中泊しても大丈夫そうです。
 
また子供の自転車も積み込めるほどの荷室サイズを確保できるので、急な雨での子供のお迎えにも役立ちます。
 
流石に2列目シートを常に格納した状態でヴォクシーを使用することはないと思いますが、イザという時は重宝する荷室サイズではないでしょうか。
 
また8人乗りのヴォクシーは2列目シートにソファーシートが採用されていて、座面を跳ね上げて格納する形になります。
 
だから8人乗りヴォクシーの方が荷室サイズがさらに広くなるんですよ～。
 
荷物をたくさん積む方は、7人乗りヴォクシーよりも8人乗りヴォクシーを選んだ方が良いかもしれませんね！

ヴォクシーの床下収納は大容量のスペースが確保されている

ヴォクシーには荷室の下に床下収納スペースが装備されています。
 

 
ヴォクシーの床下収納はサイズも十分だし、使い勝手も非常に良いです。
 
床下収納に『洗車道具』や『子供のおもちゃ』などを押し込んで置けば見た目もスッキリ！
 
フリスビーやバトミントンのラケット、砂遊びセットや子供の汚れた服とかも床下収納に入れておけるので、かなり重宝するスペースですね。
 
床下収納の蓋の背面には紐がついているから、ボードを上げた状態で固定することも可能です。
 
3列目シートを格納しなくても床下収納スペースがあるので、荷室の収納力に困るシーンはほとんどありません。
 

ちなみにヴォクシーのハイブリッド仕様車は床下収納にバッテリーが設けられているため、スペースが若干小さい(6:4の分割式)ので注意しましょう。
 

ヴォクシーに搭載されている荷室の機能

ヴォクシーの荷室には便利な機能が２つ用意されています。
 

バックドアイージークローザー

バックドアイージークローザーとは、バックドアが半ドアの時に自動でロックしてくれる機能です。
 
バックドアイージークローザーが標準装備されているのは、ヴォクシーの『HYBRID ZS』、『HYBRID V』、『ZS』、『V』モデルです。

パワースライドドア予約ロック機能

スライド度が閉じている最中に施錠操作をすると、車のロックを予約できる機能です。
 
予約ロック機能の操作はフロントドアハンドルのセンサーに触れるか、スマートキー・ワイヤレスキーの施錠ボタンを押すだけです。
 
パワースライドドア予約機能が標準装備されているのは、ヴォクシーの『ハイブリッド車』、『ZS』、『V』モデルです。
 
ちなみにガソリン車の『X』モデルは、メーカーオプションでパワースライドドア予約機能を付けることができます。

ヴォクシーの積載量281Lをライバル車と比較してみた

ヴォクシーの積載量281Lは『ダンボール箱67個分』とも言われていて、かなり多くの荷物を乗せることができます。
 
これだけの積載量を誇るヴォクシーですが、ライバル車と比較してどうなのか気になるところ…。
 
そこでヴォクシーとライバル車(ステップワゴンと日産セレナ)の積載量について比較した結果をまとめてみました。
 

 
ヴォクシーと日産セレナの積載量はほぼ同じですが、ステップワゴンの積載量は圧倒的ですね・・・。
 
ステップワゴンの積載量とヴォクシーの積載量の差は、3列目シートの格納方法に違いがあるからです。
 
ヴォクシーは3列目シートを両窓側に跳ね上げて格納するのに対して、ステップワゴンは床下に3列目シートを格納できます。
 
3列目シートを格納して荷物をたくさん格納したい方は、ヴォクシーとステップワゴンを見比べた方が良いかもしれません。
 
↓ステップワゴンの積載量について、詳しくはこちら↓
▶新型ステップワゴンの荷室容量【366リットル】積載量を徹底調査！

【まとめ】ヴォクシーの荷室は十分広い！

ヴォクシーの荷室は思った以上に広くて使い勝手が良いことにびっくりしました。
 
やはり荷室に床下収納が装備されていると、荷物を積む余裕が生まれて良いですね～。
 
さらに新型ヴォクシーは低床化されているから、荷室との高さが低くて荷物を乗せるのも下ろすのも楽々できます。
 
2列目シートのロングスライドを活かせば、乗務人数や荷物量に応じて荷室を確保できるので、子育て世代には魅力的なミニバンです。