ヴォクシーは『燃費の良いハイブリッド車』と『安く買えるガソリン車』、2つのラインナップから選べるためどちらを買おうか迷っている方も多いです。
それにヴォクシーのハイブリッド車とガソリン車の価格差は約50万円と、差額が少ないのも迷ってしまう原因の1つではないでしょうか。
結論を言えば、年間走行距離が少なく、ガソリン単価が安くなるほどヴォクシーハイブリッドを買うのは損です。
本記事では、ヴォクシーのハイブリッド車とガソリン車の実燃費を元に、どのくらい乗ると元を取れるのか検証してみました。
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ヴォクシーハイブリッドの元を取るには何年かかる?
ヴォクシーのハイブリッドとガソリンの価格差は約50万円です。
ガソリン代でこの差額を埋めて、ヴォクシーハイブリッドの元を取るには何年かかるのか計算してみました。
ハイブリッドとガソリンの差額
- HYBRID Xの価格:3,003,480円
- Xの価格:2,509,920円
差額は493,560円(約50万円)
計算の条件
- ヴォクシーハイブリッドの燃費:16km/L
- ヴォクシー(ガソリン車)の燃費:12km/L
- ガソリン代:140円/1L
- 年間走行距離:10,000km
計算式
・10,000km ÷ 16km/L = 625L
・625L × 140円/1L = 87,500円
【年間のガソリン代(ガソリン車)】
・10,000km ÷ 12km/L = 833L
・833L × 140円/1L = 116,666円
ガソリン代の差額:29,166円
車両本体価格の差額(約50万円)の元を取るには、
500,000円 ÷ 29,166円 = 17.1万kmの走行距離が必要
元を取るには何年かかる?
- 年間1万km走行:約17年
- 年間2万km走行:約9年
- 年間3万km走行:約6年
一般的な年間走行距離は1万kmと言われているため、ヴォクシーハイブリッドの元をとるには約17年かかりそうですね・・・。
ただし、上記の計算式は車両本体価格の差額のみで計算しています。
ヴォクシーハイブリッド車は自動車取得税・自動車重量税ともに免税で、さらにグリーン化特例(エコカー減税)は75%が減税されます。
一方でヴォクシーガソリン車は自動車取得税が20%減税・自動車重量税は25%減税されます。
参考記事ヴォクシーの自動車税と重量税【2019年はいくら?】税金を調べてみた
税金を配慮すると、ヴォクシーのハイブリッド車は約138,000円、ガソリン車は21,400円が減税されるので、車両本体価格の差額は383,400円(約40万円)まで差が縮まります。
年間1万km走行した場合は約13年、年間2万km走行した場合は約6年、年間3万km走行した場合は約4年で元がとれる計算になります。
つまり、ヴォクシーハイブリッドの元をとるには、
- 年間走行距離が長ければ長いほうが元が取れる
- ガソリン代は高ければ高いほうが元が取れる
ヴォクシーハイブリッド車とガソリン車の車両本体価格の差額は、ガソリン代だけで元を取るのは大変です。
もしヴォクシーの「ハイブリッド」と「ガソリン」どちらを買おうか迷っているなら、「元を取ってやろう!」とは考えず、それぞれの違いやメリット・デメリットを理解した上で決めるのが良いでしょう。
次の項目では、ヴォクシーハイブリッドとガソリンの違いを解説しています。
ヴォクシーハイブリッドとガソリンの違い
ヴォクシーハイブリッドとガソリンの違いは全部で4つあります。
ガソリンとハイブリッドの違い
- 外装の違いは専用エンブレムが付いているかいないか
- 内装は専用に装着される装備に違いがある
- 乗務員数に違いがある
- 車両本体価格の違いは約50万円
外装の違いは専用エンブレムが付いているかいないか
ヴォクシーのハイブリッド車とガソリン車の外装の違いはエンブレムのみで大きな差はありません。
ヴォクシーのハイブリッド車には左右サイドミラーの下側付近に【HYBRID】と表示されたエンブレムが付いています。
そしてバックドアにも専用のエンブレムとシンボルマークがブルーに加飾されています。
またフロントグリルのシンボルマークが青(ブルー)に加飾されているので、一目でハイブリッド車だと分かるようになっています。
内装は専用に装着される装備に違いがある
ヴォクシーのハイブリッドとガソリン車では装着される装備に違いがあります。主な違いは下記の通りです。
装備の違い
- 車両接近通報装置
- ハイブリッド車専用のオプティトロンメーター
- シフトレバー
- センターコンソール
- 集中モード付きオートエアコン
- 快適温熱シート
- EVモードスイッチ
車両接近通報装置
ヴォクシーのハイブリッド車には車両接近通報装置が装着されています。
車両接近通報装置は、ゆっくりEV走行(約25km/h)している時に自動で音が鳴るようになっています。
音が鳴る理由は、モーターだけで走行しているとエンジンの音がしないため、歩行者が気付きにくいからです。
模擬的な音を出すことで、歩行者に車両の接近を知らせてくれる安全性に配慮した装備です。
ハイブリッド車専用のオプティトロンメーター
ヴォクシーハイブリッド車専用のオプティトロンメーターは『ハイブリッドシステムインジケーター』が設置されています。
【ECO】と書かれている緑の範囲で走行すると、燃費に優しい運転を維持できるような表示になっているのが特徴です。
ちなみにヴォクシーのガソリン車はエンジン回転数が表示されます。
シフトレバー
ヴォクシーのハイブリッド車とガソリン車ではシフトレバーに違いがあります。
ヴォクシーのハイブリッド車は、軽い力で指先でもシフトチェンジできる電子式のシフトレバーが装着されています。
ヴォクシーのガソリン車は、ゲート式のシフトレバーが装着されています。
ゲート式のシフトレバーは「D」のいちから右側へレバーを倒し、「M」ポジションに入れるとマニュアル式のようにシフトチェンジが行えます。
センターコンソール
ヴォクシーのハイブリッド車は、運転席と助手席の間にセンターコンソールが装着されます。
センターコンソールにはUSB充電や、オプションでコンセント付きの電源プラグも装着できます。
ちなみにヴォクシーのガソリン車はセンターコンソールがないため、2列目席へウォークスルーで移動できます。
集中モード付きオートエアコン
ヴォクシーハイブリッド車のオートアタックには、運転席だけに集中してエアコンを効かせることができるS-FROWモードがあります。
S-FROWモードにすれば、運転者だけが乗車している場合に無駄にエアコンを使用しなくて済むため、燃費にとても効果的です。
快適温熱シート
ヴォクシーのハイブリッド車(グレードV)のみ装着されている専用装備に、運転席・助手席のシートヒーターがあります。
快適温熱シートで腰や方も暖められる優れもの!HIモード/LOモードの切り替えスイッチで暖かさの強弱も調整できます。
EVモードスイッチ
ヴォクシーのハイブリッド車には【EVモード】の切り替えスイッチが装着されています。
EVモードへの切り替えスイッチを押すと、モーターだけを使って静かに走行できるようになります。
ただしモーターを動かすにはバッテリーを使うため、走行できる距離は限られています。
とはいえ、エンジンを使わずに走行できるので燃費に良いし、早朝や夜間など住宅地を静かに走行したい場合に重宝する装備です。
スイッチの説明
2. 燃費をより向上させる「エコドライブモード」:アクセル操作に対する駆動力を穏やかにすると同時に、暖房・冷房の効き具合を抑えるなど、燃費のさらなる向上に貢献します。
3. パワフルな走行が楽しめる「パワーモード」:アクセル操作に対するレスポンスが鋭くなり、坂道やワインディングロードなどで、より俊敏な走りが楽しめます。
乗務員数に違いがある
ヴォクシーのハイブリッド車とガソリン車では乗務員数に違いがあります。
- ヴォクシーのハイブリッド車:7人乗りのみ
- ヴォクシーのガソリン車:7人乗り/8人乗り
またヴォクシーの8人乗りは2列目席がベンチシート、7人乗りはキャプテンシートになっています。
ヴォクシーの7人乗りと8人乗り、どちらが良いかは下記の記事に詳しくまとめてあります。
参考記事ヴォクシー7人乗りと8人乗り【どちらを選べば良い?】比較してみた
車両本体価格の違いは約50万円
ヴォクシーのハイブリッド車とガソリン車の車両本体価格の差は約50万円です。
一番価格の差が小さいのはVグレード、逆に一番大きいのがZSと特別仕様車です。
グレード | X | V | ZS | 特別仕様車 |
ガソリン | 2,509,920円 | 2,773,440円 | 2,762,640円 | 2,856,600円 |
ハイブリッド | 3,003,480円 | 3,160,080円 | 3,286,440円 | 3,380,400円 |
差額 | 493,560円 | 386,640円 | 523,800円 | 523,800円 |
先程もお伝えしましたが、ヴォクシーはハイブリッド車とガソリン車の車両本体価格の差額が少ないとはいえ、ガソリン代だけで元を取ろうとするのは大変です。
また、ハイブリッド車とガソリン車の値引きの幅は同じなので、差額が縮まることはありません。
次の項目では、ハイブリッド車とガソリン車のメリット・デメリットをまとめてみましたので、どちらを選択するかの参考にしてみてください。
ヴォクシーのグレードについて詳しくはこちら
ヴォクシーの値引き情報はコチラ
ヴォクシーハイブリッドとガソリンのメリット
ヴォクシーハイブリッド車とガソリン車のメリットをまとめてみました。
ハイブリッド車のメリット
- ガソリン車よりも燃費が良い(年間の燃料代が安い)
- EV走行中はモーターで走行するため車内が静か
- エコモード・パワーモード・EVモードを使い分けられるから走りが楽しくなる
ガソリン車のメリット
- 車両本体価格がハイブリッド車よりも安い
- ハイブリッド車よりも自然な加速感がある
- 8人乗りが選べる
ヴォクシー検討中の方へ
ヴォクシーハイブリッドとガソリンのデメリット
ヴォクシーハイブリッド車とガソリン車のデメリットをまとめてみました。
ハイブリッド車のデメリット
- ガソリン車に比べて車両本体価格が高い
- 追い越し時の加速が苦手
- 7人乗りしか選択肢がない
ガソリン車のデメリット
- ハイブリッド車よりも燃費が良くない
- 車内の静けさはハイブリッド車の方が良い
- アイドリングストップのエンジン再始動の振動や音が大きい
【まとめ】ヴォクシーハイブリッドとガソリンどっちがお得?
ヴォクシーの購入費だけでなく維持費も考えると、コストを安く抑えたいならガソリン車の方がお得です。
ヴォクシーのガソリン車は燃費が悪いとはいえ、購入価格が安いし長距離ドライブをしなければ燃料費も抑えられます。
逆にヴォクシーのハイブリッド車は、ガソリン車にはないモーター独特の走行性や車内の静けさを味わうことができます。
ハイブリッド車は燃費も良いからガソリン代を浮かせられるし、エコカー減税などで税金が安くなるのも魅力的です。
まとめると、
- コストを抑えるなら『ガソリン車』
- ハイブリッドの魅力を優先するなら『ハイブリッド車』
ヴォクシーの維持費については、下記の記事に詳しくまとめてあります。
▶ヴォクシーの維持費はどれくらい?【年間・月々で計算】節約する方法とは
ヴォクシーをついに購入!しかも人より68万円以上も安く買えた理由がスゴイ
僕は今まで10年落ちのヴィッツに乗っていました。
もうだいぶ古くなってきてたので、前から欲しかった「ヴォクシー」に乗り換えようと、まずはディーラーに行ってみることに。
たくさん見積もりをとって、交渉もがんばった結果、、、
「20万円値引きします」とのことでした。
…むむむ。
「やっぱりこんなもんか… これくらいが限界だよな」
そんなふうに思ったときでした。
「いま決めてもらえるなら、ヴィッツを5万円で買い取りますよ」
ディーラー営業マンがそんなことを言ってくれたのです。
…!? まじ?
10年落ちで正直ボロボロだったので、値段なんてつかないだろうと思っていたヴィッツです。
うれしいような、かなしいような…。
なんですけど。
「5万円でも値段がついただけマシかぁ 」と思いました。
ヴォクシーの値引き20万円とヴィッツの下取り5万円で、25万円の値引き。
「 まぁそんなに悪くはないかな 」
そんなことを思いながらも、結局その日は決めることが出来ず...。
とりあえず一旦家に帰って考えることにしたのです。
...僕の判断は正解でした。
商談中はその場の空気に流されそうになりましたが、ちょっと冷静に考えてみました。
「 いや待て。新車買うんだし、、もっと値引き出来ないのか? 」
そう思い、色々調べていると、、、
僕は、ある事実を知ってしまったのです。
それは...
ディーラーの交渉テクニックにまんまと騙されていた!ということです。
危うく、ディーラー営業マンに騙されるところでした・・・!!
どうゆうことか説明しましょう・・・。
実は、そもそも僕のヴィッツの価値は「5万円」なんかじゃなかったんです。
自分の愛車の相場を知らない僕たち一般人に、ディーラーは少なくとも10万円くらいは下取りを安く見積もっているらしいのですよ。
これはディーラーがよく使う手で、「値引き充当」というようです。
「値引きを高くするかわりに、下取りを安くする」というディーラーのテクニックです。
あやうく、のせられるところでしたよ…
せっかく値引き交渉が上手くいったと思っても、、、
「下取り」で損してたら何の意味もない
ですからね…
「じゃあ、僕のヴィッツは本当はいくらで買い取ってもらえるんだろ!?」
当然そう思います。
期待に胸をふくらませながら、さらに調べてみると…
とんでもない事実が発覚…。
それは、ある無料のサービスを使うことで、、、
僕のヴィッツにビックリするくらいの値段がついた!ということでした。
そのサービスがこれです。
↓このような感じです!
愛車の相場や最高の買取価格がすぐに分かるようになってます!
しかも全国対応で、同じ車でも買取業者によって大きく査定金額が異なる場合があるので、自分で思っている以上に高値がつくことが多いようです。ガリバーをはじめ、大手の買取専門業者が自分の車の買取価格を競ってくれます。
そして、どんどん価格が釣り上がっていった結果・・・
なんと…
僕のおんぼろヴィッツが58万円で売れることがわかったんです!!
さすがにこれには僕もびっくりしました…^^;
ディーラー下取りで5万円と言われた僕の車が、無料査定を使っただけで58万円になったわけですからね…。
ちなみにヴォクシー自体の値引き20万円も含めると、20万円+58万円で、、、
おそろしいことになります。
ほんと、もしこのサービスを利用していなかったらと思うとゾッとしますよね…。
事前に無料査定をして、準備をしておくことが重要!
車を乗り換える前に、事前に愛車の本当の買取額を知ることが大切だと痛感しました。
知らないということが一番こわいのです。
あの日、ディーラーでくそ真面目に交渉し、その場で決めてしまっていたら、、、58万円をドブに捨てるようなものでしたから。
僕が使ったこの無料査定サービスは、1分くらいですぐに相場価格が知れるし、すごく使いやすかったです。
車の値引きで失敗したくない人や、愛車の最大の買取価格を知りたい人なら、使わない手はないです。
もちろんですけど、もし査定額に納得できなかったら無理に売らなくて大丈夫ですし。
無料なので、一度試してみるといいですよ!