Mクラスミニバン市場で人気のステップワゴンとノア。
以前はハイブリッドモデルを選ぶならノア一択でしたが、ステップワゴンが2017年9月にマイナーチェンジされ、新たにハイブリッドモデルがラインナップへ加わりました。
特に2019年10月に消費税が10%に引き上げられたため、価格の高いステップワゴンとノアのどちらを買うべきか頭を悩ます方も多いはず。
そこで本記事では、ステップワゴンとノアのハイブリッドモデルを徹底比較し、2020年に買うならどっちが良いか考察してみました。
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ステップワゴンVSノア|販売価格を比較
まずはステップワゴンとノアのハイブリッドモデルについて、販売価格を比較してみました。
【ステップワゴンの販売価格】
- SPADA HYBRID B・Honda SENSING:3,300,480円~
- SPADA HYBRID G・Honda SENSING:3,350,160円~
- SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING:3,559,680円~
【ノアの販売価格】
- HYBRID X:3,014,280円~
- HYBRID G:3,142,800円~
- HYBRID Si:3,269,160円~
- HYBRID Si"W×B"(特別仕様車):3,363,120円~
ステップワゴンとノアは100万円以上の価格差があります。
上記の価格は車両本体価格のみなので、その他オプションを付けると、もっと差が広がります。
ステップワゴンよりもノアの方が価格が安く、多くのグレードが用意されているため、選べる幅が広いですね。
価格だけを見てどちらか決めるなら、ノアハイブリッドで間違いありません。
とは言え、ステップワゴンは値引き額が大きいので、ノアとの価格差は埋められるでしょう。
ステップワゴンVSノア|走行性能を比較
ステップワゴンとノアのハイブリッドモデルは、どちらもエンジン+駆動用モーターを利用して走行します。
【ステップワゴンのエンジン性能】
- 2.0L DOHC i-VTEC
- 最高出力107kw(145ps)/6200rpm
- 最大トルク175N・m(17.8kgf・m)/4000rpm
【ノアのエンジン性能】
- 1.8L直4DOHC
- 最高出力73kw(99ps)/5200rpm
- 最大トルク142N・m(14.5kgf・m)/4000rpm
エンジン性能は出力・トルク共にステップワゴンの方が上です。
ノアのエンジン馬力やトルクは、車体の大きいミニバンにしては少々物足りない気がします。
実際に乗り比べてみると、ノアの方が出足も遅く、高速域でのパワーも力不足感が否めません。
【ステップワゴンのモーター性能】
- 最高出力135kw(184ps)
- 最大トルク315N・m(32.1kgf・m)
【ノアのモーター性能】
- 最高出力60kw(82ps)
- 最大トルク207N・m(21.1kgf・m)
モーター性能に関してもステップワゴンの方が上です。
ステップワゴンのハイブリッドシステムや駆動用モーターは、ホンダの上位車種(オデッセイハイブリッド・アコードハイブリッド)に搭載されている物と同じSPORT HYBRID i-MMDが採用されています。
SPORT HYBRID i-MMDは、環境性能と走りを両立するため、駆動用と発電用の2つのモーターが搭載されています。
さらに高効率のエンジンを組み合わせることで、状況に応じてそれぞれを自由に動かせる構造になっています。
発進を含む低速走行から高速走行までの全域で、モーターがタイヤに直接駆動力を伝えるレスポンスに優れた走りを基本としています。
また、バッテリーの充電状況などに応じて、高速クルージング時は、エンジンがタイヤを直接駆動するモードに切り換えることもあります。
2つのモーターとエンジンを独立して動かせるという自由度が高いシステムによって、あらゆるシーンで高効率な走りを実現しているのがSPORT HYBRID i-MMDの特徴です。
一方、ノアのハイブリッドシステムは、1.8Lエンジンにリダクション機構(モーターのトルクを増幅させる効果のある動力伝達機構)を組み合わせたTHSⅡです。
THSⅡは従来のモーター走行に加え、これまで発電機として使用していたモーターを、走行用としても使用するデュアルモータードライブシステムにより、力強いEVモード走行を実現しています。
ノアのハイブリッドシステムは量産ハイブリッド車のプリウスで培った技術がそのまま使われているため、価格を安く抑えられています。
ステップワゴンのSPORT HYBRID i-MMDは低燃費性能と走行性能を兼ね備えた素晴らしい物ですが、構造が複雑なためコスト面では割高です。
ここにステップワゴンとノアの価格差があります。
ステップワゴンVSノア|燃費を比較
走行性能(エンジンとモーターの性能)はステップワゴンの上ですが、燃費に関しては大差がありません。
【ステップワゴンVSノアのカタログ燃費を比較】
・JCO8モード
- ステップワゴンハイブリッド:25.0km/L
- ノアハイブリッド:23.8km/L
・市街地実燃費
- ステップワゴンハイブリッド:19.2km/L
- ノアハイブリッド:18.3km/L
・高速道路実燃費
- ステップワゴンハイブリッド:19.6km/L
- ノアハイブリッド:19.6km/L
・WLTCモード
- ステップワゴンハイブリッド:市街地18.8km/L・郊外21.7km/L・高速道路19.5km/L
- ノアハイブリッド:記載なし
※ノアのWLTCモード(実燃費に近い数字がでる世界共通の燃費測定方法)は現時点では記載されていませんでした。
▶【ステップワゴン】スパーダハイブリッドは実燃費が悪いか徹底調査してみた
カタログ燃費を見ると、ステップワゴンもノアもミニバンの重量級を考えれば十分な燃費性能を誇っています。
ステップワゴンとノアの燃費には若干の差があるにせよ、そこまで大きく変わりません。
つまり、パワーがあって燃費も良いのはステップワゴンハイブリッド!
ノアハイブリッドの燃費性能はステップワゴンに負けていないため、パワー不足をどう捉えるかです。
高速道路を利用した移動が多い方は、ノアハイブリッドだと追い越しや合流時の加速が苦しい・・・。
特に荷物や人員をたくさん乗せて走る時は、ステップワゴンの力強い走行性能と燃費性能には敵いません。
ステップワゴン検討中の方へ
ステップワゴンの【最新】値引き情報や安く買う方法は、下記の記事にまとめてあります。検討中の方は参考にどうぞ!
-
新型ステップワゴンの値引き相場情報【2020年5月】値引き限界を引き出す7つの交渉術
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ステップワゴンVSノア|室内空間を比較
室内空間の広さは、ステップワゴンもノアも大差がないように感じます。
実際に室内全長・室内全幅・室内全高の数値を比較してみると、ステップワゴンの方が若干長い程度です。
ステップワゴン | ノア | |
室内長 | 3,220mm | 2,930mm |
室内幅 | 1,500mm | 1,540mm |
室内高 | 1,405mm | 1,400mm |
室内のデザインに関して言えば、ステップワゴンの方がすっきりしていて高級感があります。
実際に座って比較してみると、低床式のステップワゴンの方が室内空間が大きい感じがしますね。
ゆったりと座れるのは間違いなくステップワゴンですが、3列目シートの乗り心地はノアの方が上です。
ステップワゴンの3列目シートは床下に収納する都合で座面が小さく、クッション性も高くありません。
マイナーチェンジで3列目シートの乗り心地が改善されたと言われていますが、正直違いを感じられません。
▶新型ステップワゴンの3列目シート【乗り心地】が改善された秘密とは
3列目シートまでフルに使うシーンが多い場合は、ノアを選んだ方が乗り心地が良いでしょう。
また、ノアはシートアレンジも多彩だし、2列目シートのスライド幅が大きいのも特徴的です。
2列目シートにチャイルドシートを設置しても、運転席の近くまでスライドできます。
「助手席にチャイルドシートを置くのは危険。だけど2列目シートは子供がグズった時に面倒みれない・・・。」
という場合でも、ノアなら子供がグズった時でも飲み物やお菓子をあげるのに苦労しません。
ステップワゴンの場合、チャイルドシートを設置できるのは2列目シートですが、運転席との距離が開いてしまいます。
▶ステップワゴン【チャイルドシート2台】どこに載せるか徹底検討!
ステップワゴンVSノア|荷室を比較
ステップワゴンもノアも、3列目シートを畳めば荷室を広くすることができます。
3列目シートを床下に収納できるステップワゴンの方が、縦にも横にも荷室を広く使うことができますね。
ノアは3列目シートを跳ね上げて収納するタイプですが、窓枠にシートがすっぽり入るため空間を広く使うことができます。
また、ステップワゴンのリアハッチは上にも横にも開く「わくわくゲート」があります。
わくわくゲートがあれば、ショッピングモールの駐車場など、後方にスペースがないところでもリアハッチを開け締めできちゃいます。
荷室を広く使いたい・荷物をたくさん乗せて出かけることが多い方は、ステップワゴンがおすすめです。
▶新型ステップワゴンの荷室容量【366リットル】積載量を徹底調査!
ステップワゴンVSノア|外観を比較
ステップワゴンはイカツイ感じですが、ノアは優しくて柔らかい印象が特徴的です。
フロント周りはステップワゴンの方がゴツゴツしていて、スポーティーな感じ。
どちらもミニバンらしい四角い箱型なので、車体の大きさに大きな違いはありません。
ちなみにステップワゴンは後ろの見た目がダサいという口コミもあります。
人によっては、わくわくゲートの支柱(縦線)や左右非対称のデザインが受け付けない方もいらっしゃるようですね。
▶ステップワゴンスパーダハイブリッドの口コミ【辛口評価】
わくわくゲートを実際に使ってみると便利なんですけどね~。
確かにルームミラーから後方を確認するときに、わくわくゲートの支柱(縦線)が気にはなりますが・・・慣れればそこまで邪魔に感じません。
でも、次期ステップワゴンはわくわくゲートが廃止されるんじゃないかと言われるくらいなので、多くの人に受け入れられてないのかも・・・。
ステップワゴンVSノア|安全装備を比較
ステップワゴンとノアは安全装備でも価格差が出ています。
安全装備の大きな違いは自動ブレーキの性能にあります。
ステップワゴンの自動ブレーキは歩行者まで対応しているのに対し、ノアは前方車両や障害物だけしか対応していません。
更にステップワゴンは車線逸脱と歩行者との衝突を回避支援してくれる歩行者事故低減ステアリングまで搭載されています。
安全装備に関して言えば、ステップワゴンの方が上で間違いありません。。
ノアの安全装備は必要最低限の機能しか備わっていない感じですね・・・。
【ステップワゴンの安全装備】
【ノアの安全装備】
【まとめ】2020年に買うならステップワゴンハイブリッドがおすすめ!
ステップワゴンとノアを比較した結果、燃費に大差はないものの、ノアの方が安くてグレードも多いことがわかりました。
室内空間を広く使いたい場合はステップワゴンに軍配が上がります。
燃費に大差がないなら、車両本体価格が安いノア(ハイブリッド)の方がお得に感じるかもしれません。
しかし、ノアはステップワゴンよりも室内空間が狭く、荷物をたくさん積む必要がある子育て世代には窮屈感があります。
ステップワゴンは床が低いから子供が乗り降りがしやすいし、荷物の出し入れも楽々です。
子供が小さいうちは荷物をたくさん積めるし、子供が大きくなっても窮屈感を感じないのがステップワゴンの良いところです。
しかし、ステップワゴンのハイブリッドモデルは価格が高い!
でも、今乗っている車をできるだけ高く売れば、ノアとの価格差は無くなりますよ。
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▶新型ステップワゴンをついに購入!しかも人より63万円も安く買えた理由がスゴイ
ステップワゴンをついに購入!しかも人より68万円以上も安く買えた理由がスゴイ
僕は今まで10年落ちのヴィッツに乗っていました。
もうだいぶ古くなってきてたので、前から欲しかった「ステップワゴン」に乗り換えようと、まずはディーラーに行ってみることに。
たくさん見積もりをとって、交渉もがんばった結果、、、
「20万円値引きします」とのことでした。
…むむむ。
「やっぱりこんなもんか… これくらいが限界だよな」
そんなふうに思ったときでした。
「いま決めてもらえるなら、ヴィッツを5万円で買い取りますよ」
ディーラー営業マンがそんなことを言ってくれたのです。
…!? まじ?
10年落ちで正直ボロボロだったので、値段なんてつかないだろうと思っていたヴィッツです。
うれしいような、かなしいような…。
なんですけど。
「5万円でも値段がついただけマシかぁ 」と思いました。
ステップワゴンの値引き20万円とヴィッツの下取り5万円で、25万円の値引き。
「 まぁそんなに悪くはないかな 」
そんなことを思いながらも、結局その日は決めることが出来ず...。
とりあえず一旦家に帰って考えることにしたのです。
...僕の判断は正解でした。
商談中はその場の空気に流されそうになりましたが、ちょっと冷静に考えてみました。
「 いや待て。新車買うんだし、、もっと値引き出来ないのか? 」
そう思い、色々調べていると、、、
僕は、ある事実を知ってしまったのです。
それは...
ディーラーの交渉テクニックにまんまと騙されていた!ということです。
危うく、ディーラー営業マンに騙されるところでした・・・!!
どうゆうことか説明しましょう・・・。
実は、そもそも僕のヴィッツの価値は「5万円」なんかじゃなかったんです。
自分の愛車の相場を知らない僕たち一般人に、ディーラーは少なくとも10万円くらいは下取りを安く見積もっているらしいのですよ。
これはディーラーがよく使う手で、「値引き充当」というようです。
「値引きを高くするかわりに、下取りを安くする」というディーラーのテクニックです。
あやうく、のせられるところでしたよ…
せっかく値引き交渉が上手くいったと思っても、、、
「下取り」で損してたら何の意味もない
ですからね…
「じゃあ、僕のヴィッツは本当はいくらで買い取ってもらえるんだろ!?」
当然そう思います。
期待に胸をふくらませながら、さらに調べてみると…
とんでもない事実が発覚…。
それは、ある無料のサービスを使うことで、、、
僕のヴィッツにビックリするくらいの値段がついた!ということでした。
そのサービスがこれです。
↓このような感じです!
愛車の相場や最高の買取価格がすぐに分かるようになってます!
しかも全国対応で、同じ車でも買取業者によって大きく査定金額が異なる場合があるので、自分で思っている以上に高値がつくことが多いようです。ガリバーをはじめ、大手の買取専門業者が自分の車の買取価格を競ってくれます。
そして、どんどん価格が釣り上がっていった結果・・・
なんと…
僕のおんぼろヴィッツが58万円で売れることがわかったんです!!
さすがにこれには僕もびっくりしました…^^;
ディーラー下取りで5万円と言われた僕の車が、無料査定を使っただけで58万円になったわけですからね…。
ちなみにステップワゴン自体の値引き20万円も含めると、20万円+58万円で、、、
おそろしいことになります。
ほんと、もしこのサービスを利用していなかったらと思うとゾッとしますよね…。
事前に無料査定をして、準備をしておくことが重要!
車を乗り換える前に、事前に愛車の本当の買取額を知ることが大切だと痛感しました。
知らないということが一番こわいのです。
あの日、ディーラーでくそ真面目に交渉し、その場で決めてしまっていたら、、、58万円をドブに捨てるようなものでしたから。
僕が使ったこの無料査定サービスは、1分くらいですぐに相場価格が知れるし、すごく使いやすかったです。
車の値引きで失敗したくない人や、愛車の最大の買取価格を知りたい人なら、使わない手はないです。
もちろんですけど、もし査定額に納得できなかったら無理に売らなくて大丈夫ですし。
無料なので、一度試してみるといいですよ!