今までハイブリッド車のミニバンと言えばヴォクシーでしたが、ステップワゴンも2017年9月のマイナーチェンジでハイブリッド車がラインナップに追加されました。
ステップワゴンとヴォクシーには共通点が多く、どちらを買うか悩んでいる方も多いはず。
- ステップワゴンとヴォクシー、2020年に買うならどっちが良いの?
- ステップワゴンとヴォクシーの違いを知りたい
- ハイブリッドとガソリンならどっちが良い?
そんな疑問を解決するため、本記事ではステップワゴンとヴォクシーを徹底比較した結果をまとめてみました。
どちらも現行モデルを元に下記8つの項目を比較してみました。
- 価格
- 維持費(税金)
- 燃費
- 乗り心地
- 安全装備
- 内装
- 荷室
- 外装
ステップワゴン検討中の方へ
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価格を比較。ハイブリッドモデルはステップワゴンの方が高い
ステップワゴンとヴォクシーの車両本体価格は以下の通りです。
【ステップワゴン】
- SPADA HYBRID B・Honda SENSING:3,300,480円
- SPADA HYBRID G・Honda SENSING:3,350,160円
- SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING:3,559,680円
- B・Honda SENSING(ガソリン):2,455,920円
【ヴォクシー】
- ハイブリッドZS 煌(きらめき):3,363,120円
- ハイブリッドZS:3,269,160円
- ガソリンZS 煌(きらめき):2,839,320円
- ガソリンZS:3,269,160円
ステップワゴンとヴォクシーの価格帯を比較してみると、ガソリンモデルは同じくらいで、ハイブリッドモデルはステップワゴンの方が高めです。
ハイブリッドモデルの価格差は約29万円で、これはハイブリッドエンジンの動力性能に差があることが関係しています。
ヴォクシーのハイブリッドシステムは量産ハイブリッド車のプリウスと同じシステムが使われているため、コストを安く抑えることが出来ています。
一方でステップワゴンのハイブリッドシステムは燃費性能と走行性能を兼ね備えたスポーツハイブリッドi-MMDが搭載されています。
i-MMDは発進時の低速走行から通常運転時の高速走行まで、効率良く走り切れることが特徴ですが、そのぶんメカニズムが複雑なためコストが非常に高価です。
価格差だけ見るとヴォクシーの方がお求めやすい価格ですが、ハイブリッドシステムの動力性能差(燃費・乗り心地)や、内装・外装などトータルに考えて決めるのが良いでしょう。
ちなみに値引き交渉はステップワゴンの方がしやすくて、ヴォクシーは渋めです。
ヴォクシーの乗り出し価格の詳細はこちら
ステップワゴンの乗り出し価格の詳細はこちら
ヴォクシーの値引き情報はコチラ
ステップワゴンの値引き情報はコチラ
維持費(税金など含む)を比較。両車とも差はない
ステップワゴンの維持費(税金など含む)はハイブリッドモデルで年間35万円~、ガソリンモデルで年間38万円~。
詳細はこちら▶ステップワゴンハイブリッドの維持費は?【年間・月間】計算してみた
ヴォクシーの維持費(税金など含む)はハイブリッドモデルで年間34万円~、ガソリンモデルで年間38万円~。
詳細はこちら▶ヴォクシーの維持費はどれくらい?【年間・月々で計算】節約する方法とは
両車とも維持費に差はありませんが、自動車税に違いがあります。
毎年支払う自動車税は総排気量に応じて金額が決まります。
ステップワゴンのガソリンモデルは1.5Lのエンジンを搭載しているため、ヴォクシーのガソリンモデル(2.0Lエンジン)より安いです。
- ステップワゴン(ガソリンモデル)の自動車税:34,500円
- ヴォクシー(ガソリンモデル)の自動車税:39,500円
ステップワゴンは1.5Lエンジンとはいえターボ仕様なので、パワー面では不足ありません。
ホンダのダウンサイジングターボ(1.5L VTEC TURBOエンジン)は低回転から自然吸気エンジンで言えば2.4L並の大トルクを発生させてくれます。
ガソリン車で自動車税を抑えたい場合は、ステップワゴンを選ぶと維持費も抑えられますよ。
ステップワゴンの税金の詳細はこちら
ヴォクシーの税金の詳細はこちら
燃費を比較。ガソリン・ハイブリッド共にステップワゴンの方が良い
ステップワゴン | ヴォクシー | |
JCO8モード | ガソリン:17.0km/L ハイブリッド:25.0km/L |
ガソリン:16.0km/L ハイブリッド:23.8km/L |
実燃費 | ガソリン:約11km/L~12km/L ハイブリッド:15km/L~16km/L |
ガソリン:約10km/L~12km/L ハイブリッド:約16km/L |
ステップワゴンの燃費について詳しくはこちら
ヴォクシーの燃費について詳しくはこちら
カタログに表記されている燃費は、ガソリン・ハイブリッド共にステップワゴンの方が良いですね。
とはいえ、両車の違いはわずか5%程度なので、ほぼ差がないと言っても良いでしょう。
実燃費を比べると、ステップワゴンもヴォクシーも差はありません。
ちなみに両車ともエコカー減税は免税です。
ガソリンとハイブリッドならどっちが良い?
ガソリン車ならステップワゴンがおすすめで、ハイブリッド車ならヴォクシーがおすすめです。
ステップワゴンのガソリン車は1.5Lエンジンなので自動車税を抑えることができるし、走破性能や燃費性能はヴォクシーより上です。
ハイブリッド車に関して言えば、やはりステップワゴンは価格がネックになるため、ヴォクシーの方が軍配が上がります。
ステップワゴンハイブリッドの乗り出し価格は400万円以上するため、トヨタの高級ミニバン(ヴェルファイアやあるフォード)と同等レベルですからね・・・。
ハイブリッド車とはいえ燃費だけで元が取れるわけではないので、お手頃価格で乗り始められるヴォクシーの方が良いでしょう。
ステップワゴン検討中の方へ
ステップワゴンの【最新】値引き情報や安く買う方法は、下記の記事にまとめてあります。検討中の方は参考にどうぞ!
-
新型ステップワゴンの値引き相場情報【2020年5月】値引き限界を引き出す7つの交渉術
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安全装備を比較。バック時の操作が心配ならヴォクシーがおすすめ
ステップワゴンにはHonda SENSINGが全車標準装備されています。
Honda SENSINGはミリ波レーダーと単眼カメラで歩行者を検知し、緊急自動ブレーキが作動します。
そして路肩を歩く歩行者と衝突する危険を検知した時は、ハンドルを制御して回避操作を支援する機能も備わっています。
また、道路標識を認識して、ディスプレイに表示することも可能です。
運転支援面では車間距離を自動制御する全車速対応ACC(クルーズコントロール)と、車線の中央を走れるように操舵支援を行う機能も備わっています。
一方ヴォクシーが装備している安全装備は、赤外線レーザーと単眼カメラセンサーによって緊急自動ブレーキを作動できますが、作動速度の上限は時速80km/hで歩行者は検知できません。
また、クルーズコントロールは装備されていますが、車間距離は自動制御してくれません。
しかし、ステップワゴンには備わっていない、バック時のアクセル踏み間違いや踏みすぎを阻止するシステムや、後方部の近接物検出システムがヴォクシーには備わっています。
バック時の操作が心配な方は、ヴォクシーのほうが安全装備が充実していますよ。
乗り心地を比較
ステップワゴンの乗り心地は、ボディ骨格の前後にパフォーマンスダンパー(ボディのよじれや振動を減衰させるパーツ)が装着されているかどうかでかなり変わります。
パフォーマンスダンパーが装着されているステップワゴンは、走行安定性と乗り心地が程よく調和し、路面の凸凹を乗り越えた時のショックの伝わり方が穏やかで突き上げ感を感じません。
また、ステップワゴンは低重心化されているため、ミニバンが不得意な峠道などのカーブを曲がる時でも不安定さを感じにくいです。
ヴォクシーの乗り心地は非常にスムーズで、加速やブレーキからの減速時でも車体が必要以上に前後に沈み込まないので快適です。
ただ、ちょっとした段差を乗り越える時のゴツゴツ感は否めませんし、ガツンというショックを吸収しきれず、ゴツゴツ感を感じます。
特に路面の状態が悪い場所を走ると、車体がピョコピョコ上下に揺れる受胎が続くため、人によっては車酔いするかもしれませんね・・・。
車両の安定性は両車とも僅差ですが、凸凹道の乗り心地の良さやカーブを曲がっている時の安定性は「ステップワゴンの方が上」に感じました。
2列目シートの乗り心地は同等レベル
2列目シートの乗り心地はステップワゴンもヴォクシーも同等レベルです。
また、2列目シートは両車とも駆動用リチウムイオン電池を1列目の下に搭載されているため、2列目に座った時に足が1列目に収まりにくいです。
ちなみに2列目に座った時の膝頭と前方シートの隙間は10cm程度と同じくらいです。
唯一変わるのはシートベルトの設置方法です。
ヴォクシーの場合2列目席がセパレートタイプだと、シートベルトを背もたれから引き出すタイプになっています。
ステップワゴンはサイドのピラーから引き出すタイプになっています。
シートベルトのフィット感は、背もたれから引き出すヴォクシーのほうが良い感じですね。
また、ヴォクシーはシートベルトを背もたれから引き出せるようになった分、2列目は前後のスライド幅が810mmとロングスライドが可能になっています。
3列目シートの乗り心地はヴォクシーが勝っている
3列目シートの乗り心地はヴォクシーの方が上です。
ステップワゴンは3列目シートを床下に収納する分、どうしてもシートに厚みを持たせることができません。
2017年のマイナーチェンジでシートのクッション性を改善されているとはいえ、座面のボリューム感は不足しています。
座面の奥行寸法もヴォクシーに比べて20mm短く、ゆったりと座ることはできません。
3列目シートに座る機会が多い方は、ヴォクシーを選んだ方が快適に過ごせますよ。
ヴォクシーの乗り心地の詳細はこちら
ステップワゴンの乗り心地の詳細はこちら
内装を比較。質感はステップワゴンが上
ヴォクシーの方が内装に高級感を感じますが、質感はステップワゴンの方が上です。
内装のデザイン性に関しては、飽きが来ない洗礼されたヴォクシーの方が良いと感じました。
とはいえ、インパネ周りのデザインはステップワゴンの方が個性的です。
メーター類はデジタル表記で先進さを感じることができます。
ヴォクシーのメーターは従来どおりのアナログタイプです。
ステップワゴンの内装の詳細はこちら
ヴォクシーの内装の詳細はこちら
ちなみに内装の室内空間はステップワゴンの方が全て広くなっています。
ステップワゴン | ヴォクシー | |
室内長 | 3,220mm | 2,930mm |
室内幅 | 1,500mm | 1,540mm |
室内高 | 1,405mm | 1,400mm |
荷物をたくさん積んだり、室内を広く使用したい方はステップワゴンの方が使い勝手が良いでしょう。
特に家族みんなで車中泊やキャンプを楽しむ方はステップワゴンが広くてオススメです。
▶ステップワゴンで車中泊【4人家族でも余裕?】ブログを元に徹底調査
荷室を比較。収納力はステップワゴンが圧倒的
ステップワゴンは3列目シートを床下に収納できるため、スッキリした広い荷室を広く使うことが出来ます。
一方ヴォクシーは3列目シートを跳ね上げて収納するため、荷室の空間が狭く感じます。
リアハッチに関しては、ステップワゴン横開き式のサブドアを組み込んだ「わくわくゲート」があるため、狭い場所でも開閉できます。
小さいお子さんが居て荷物をたくさん積む機会が多い方や、キャンプやレジャーを楽しむ方は、ステップワゴンの方が荷室を広く使えて便利ですよ。
ステップワゴンの荷室の詳細はこちら
ヴォクシーの荷室の詳細はこちら
外装を比較。両者とも好みが分かれる
ステップワゴンは2017年のマイナーチェンジにより、睨みの効いた迫力のある顔立ちになりました。
ヴォクシーもイカツイ感じの顔つきで、特別仕様車モデルの煌きはヘッドライトが特徴的です。
顔つきは両車とも好みが分かれそうですが、ステップワゴンは後ろから見た姿が不人気ですね・・・。
ステップワゴンはリアが奇抜なデザインになってしまったし、「わくわくゲート」の支柱(縦線)が目立つんですよね。
あの縦線はバックミラーで後方を確認するときに気になります。
ちなみにボディーサイズは両者ともほぼ同じ大きさで、形状は水平基調で側方と後方の視界が良いです。
ステップワゴンの最小回転半径は5.4mでヴォクシーの最小回転半径が5.5mなので、ステップワゴンの方が小回りが利きます。
ステップワゴン | ヴォクシー | |
全長 | 4,760m | 4,710m |
全幅(車幅) | 1,695mm | 1,735mm |
全高(車高) | 1,840mm | 1,825mm |
ホイールベース | 2,890mm | 2,850mm |
乗員定員 | ガソリン:7~8人 ハイブリッド:7人 |
ガソリン:7~8人 ハイブリッド:7人 |
ステップワゴンのサイズの詳細はこちら
ヴォクシーのサイズの詳細はこちら
まとめ
ステップワゴンもヴォクシーも価格帯が似ているため、どちらを買うか非常に悩みますよね。
とはいえ、両者を比較してみると何を求めて購入するかで決め手が変わってきます。
個人的には、安全性や使い勝手を重視するならステップワゴンで、外観や内装を重視するならヴォクシーかなと・・・。
ちなみにミニバン市場は激戦区なので各社の弱点を補う改善を繰り広げているため、どれを選んでも満足できる仕上がりになっています。
家族みんなでミニバンの乗り方や使い方を話し合って、実際に試乗へ出かけてみるのが良いでしょう。
ステップワゴンをついに購入!しかも人より68万円以上も安く買えた理由がスゴイ
僕は今まで10年落ちのヴィッツに乗っていました。
もうだいぶ古くなってきてたので、前から欲しかった「ステップワゴン」に乗り換えようと、まずはディーラーに行ってみることに。
たくさん見積もりをとって、交渉もがんばった結果、、、
「20万円値引きします」とのことでした。
…むむむ。
「やっぱりこんなもんか… これくらいが限界だよな」
そんなふうに思ったときでした。
「いま決めてもらえるなら、ヴィッツを5万円で買い取りますよ」
ディーラー営業マンがそんなことを言ってくれたのです。
…!? まじ?
10年落ちで正直ボロボロだったので、値段なんてつかないだろうと思っていたヴィッツです。
うれしいような、かなしいような…。
なんですけど。
「5万円でも値段がついただけマシかぁ 」と思いました。
ステップワゴンの値引き20万円とヴィッツの下取り5万円で、25万円の値引き。
「 まぁそんなに悪くはないかな 」
そんなことを思いながらも、結局その日は決めることが出来ず...。
とりあえず一旦家に帰って考えることにしたのです。
...僕の判断は正解でした。
商談中はその場の空気に流されそうになりましたが、ちょっと冷静に考えてみました。
「 いや待て。新車買うんだし、、もっと値引き出来ないのか? 」
そう思い、色々調べていると、、、
僕は、ある事実を知ってしまったのです。
それは...
ディーラーの交渉テクニックにまんまと騙されていた!ということです。
危うく、ディーラー営業マンに騙されるところでした・・・!!
どうゆうことか説明しましょう・・・。
実は、そもそも僕のヴィッツの価値は「5万円」なんかじゃなかったんです。
自分の愛車の相場を知らない僕たち一般人に、ディーラーは少なくとも10万円くらいは下取りを安く見積もっているらしいのですよ。
これはディーラーがよく使う手で、「値引き充当」というようです。
「値引きを高くするかわりに、下取りを安くする」というディーラーのテクニックです。
あやうく、のせられるところでしたよ…
せっかく値引き交渉が上手くいったと思っても、、、
「下取り」で損してたら何の意味もない
ですからね…
「じゃあ、僕のヴィッツは本当はいくらで買い取ってもらえるんだろ!?」
当然そう思います。
期待に胸をふくらませながら、さらに調べてみると…
とんでもない事実が発覚…。
それは、ある無料のサービスを使うことで、、、
僕のヴィッツにビックリするくらいの値段がついた!ということでした。
そのサービスがこれです。
↓このような感じです!
愛車の相場や最高の買取価格がすぐに分かるようになってます!
しかも全国対応で、同じ車でも買取業者によって大きく査定金額が異なる場合があるので、自分で思っている以上に高値がつくことが多いようです。ガリバーをはじめ、大手の買取専門業者が自分の車の買取価格を競ってくれます。
そして、どんどん価格が釣り上がっていった結果・・・
なんと…
僕のおんぼろヴィッツが58万円で売れることがわかったんです!!
さすがにこれには僕もびっくりしました…^^;
ディーラー下取りで5万円と言われた僕の車が、無料査定を使っただけで58万円になったわけですからね…。
ちなみにステップワゴン自体の値引き20万円も含めると、20万円+58万円で、、、
おそろしいことになります。
ほんと、もしこのサービスを利用していなかったらと思うとゾッとしますよね…。
事前に無料査定をして、準備をしておくことが重要!
車を乗り換える前に、事前に愛車の本当の買取額を知ることが大切だと痛感しました。
知らないということが一番こわいのです。
あの日、ディーラーでくそ真面目に交渉し、その場で決めてしまっていたら、、、58万円をドブに捨てるようなものでしたから。
僕が使ったこの無料査定サービスは、1分くらいですぐに相場価格が知れるし、すごく使いやすかったです。
車の値引きで失敗したくない人や、愛車の最大の買取価格を知りたい人なら、使わない手はないです。
もちろんですけど、もし査定額に納得できなかったら無理に売らなくて大丈夫ですし。
無料なので、一度試してみるといいですよ!